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初詣合格祈願ITエンジニア ＩＴコンサルタント

ＩＴコンサルタントの仕事とは

給料の高そうなイメージから、数年の経験を積んだ方や、将来の目標とする方が多いのがＩＴコンサルタント、略してコンサルと呼ばれます。
実際年収が１０００万を超える方も多く見受けられますが、相応の努力をしてきた方々であることと思います。
ＩＴコンサルタントは、戦略の立案からシステムの構想・計画、構築した結果の評価と、企業の経営にまで深く関わってゆく事になります。
ＩＴコンサルタントは、プロジェクトマネージャと同様にＵＭＬモデリング技能検定などの設計技能や、ビジネス系の資格の他、中小企業診断士やシステムアナリストの資格を目指されると良いでしょう。

情報戦略の立案
情報が人・物・金に次ぐ資源、もしくはそれ以上のものとなっている現在、経営にも情報戦略が必要不可欠となっています。
この場合の戦略とは、経営上の問題を解決するためにＩＴを活用する、または新しい技術を使用することによって、新しいビジネスモデルを確立する方法等です。
前者はＥＲＰ等、後者はＧｏｏｇｌｅの検索エンジンやＡｊａｘを使用したフリースクロール地図等でしょうか。
情報システムの立案
情報戦略をふまえた上でシステムの立案を行います。
ＩＴコンサルタントは、情報システムを実現させる優先順位や複数の情報システム間で共有する情報基盤、情報システムの構築費用などを検討して評価して行きます。
また、適用する技術の動向やシステム化することの出来る範囲を明確にし、長期的な情報システムの全体構造を整理します。
システム計画の立案
情報システムの計画に基づき、システム毎の計画を立案していきます。
また、情報戦略との整合性や、システム構想に従ったシステム計画の範囲、課題に対する対策方針、実行体制や開発者・ユーザの業務分担などを、プロジェクトマネージャと共に行っていきます。
システム運用・業務運用の評価
ＩＴコンサルタントは、システムが予め計画した予測通りに効果を挙げているかを評価しなければなりません。

評価方法には
  • 「回収期間法」
  • 「投資利益率法」
  • 「正味現在価値法」
等があります。

ＩＴコンサルタントに必要な能力は

コンサルティング技法
対象を構造的な観点から論理的に分析する思考力を身につけることが重要。
場面に応じた分析フレームワークを使い分けるのが効果的です。
  • プロダクトライフサイクル
    製品の売上と利益の変遷を導入・成長・成熟・衰退の４つの段階で説明するモデル。
    各々の時期において適切な戦略をとることが企業にとって生き残りの鍵となる。
  • ＳＷＯＴ分析
    主にマーケティング戦略や企業戦略立案で使われる分析のフレームワークで、組織の強み（Ｓｔｒｅｎｇｔｈ）、弱み（Ｗｅａｋｎｅｓｓ）、機会（Ｏｐｐｏｒｔｕｎｉｔｙ）、脅威（Ｔｈｒｅａｔ）の４つの軸から評価する手法。
  • バリューチェーン分析
    製品やサービスを顧客に提供するという企業活動を、調達・開発・製造・販売・サービスといったそれぞれの業務が、一連の流れの中で順次、価値とコストを付加・蓄積していくものととらえ、この連鎖的活動によって顧客に向けた最終的な「価値」が生み出されるとする考え方。
  • バランスドスコアカード
    「財務」、「顧客」、「学習・成長」及び「業務プロセス」といった４つの視点に基づき、「中期経営計画や事業計画の目標」を部門や個人レベルの行動計画に落としこむことで、計画を具体化していく手法。
  • ３Ｃ分析
    ３Ｃとは、顧客（Ｃｕｓｔｏｍｅｒ）、自社（Ｃｏｍｐａｎｙ）、競合（Ｃｏｍｐｅｔｉｔｏｒ）のことを差します。
    企業が自社のマーケティングを分析する場合、この３つのＣを対象に分析を行う必要があります。
  • ７Ｓモデル
    想定される事業の事業化については、必要な経営資源を洗い出し、調達・構築可能かどうかの実現性を検討する。その際、戦略や組織を含め、企業全体を分析する際にしばしば用いられるマッキンゼーの「７つのＳ」という考え方が有効。
    ７ＳとはＳｔｒａｔｅｇｙ（戦略）、Ｓｔｒｕｃｔｕｒｅ（組織）、Ｓｙｓｔｅｍ（システム）、Ｓｋｉｌｌ（スキル）、Ｓｔａｆｆ（人材）、Ｓｔｙｌｅ（スタイル）、Ｓｈａｒｅｄ　Ｖａｌｕｅ（共通価値）。
  • ５Ｆｏｒｃｅｓ
    ある業界を（１）業界内競争が激しいか否か、（２）新規参入障壁が高いか低いか、（３）代替品があるかないか、（４）消費者の力が強いか弱いか、（５）供給業者の力が強いか弱いか、という観点から分析するツール
  • ＰＰＭ
    業界の魅力と事業の強みの２軸で事業の評価を行い、経営資源の配分を検討する手法
モデリング技法
モデリングとは要求や構造を可視化する技法です。
データの構造と関係を表現した、ソフトウェアなどのいわば設計図となります。
  • ＵＭＬ
    オブジェクト指向のソフトウェア開発における、プログラム設計図の統一表記法です。
    オブジェクト指向アプローチで必ずといって良いほど使用されています。
    現在ではオブジェクト思考に限らず、広く使えるモデリング言語なっており、書籍も豊富に出回っているので、一冊は読まれることをお勧めします。
  • ＥＲＤ
    ＥＲＤはデータモデリングを行う時に使用する技法です。
    ＥＲＤにはさまざなバリエーションがあるが、基本はＥＲモデルの基本要素である実体（エンティティ）を示す記号をその関連（リレーションシップ）を示す線で連結した図として表現されます。
    エンティティをそのままＲＤＢのテーブルに当てはめると論理データモデルを概観するのに便利であるため、論理データモデル設計、さらには物理データモデル設計にも使用されています。
プロジェクトマネージメント力
ＩＴコンサルタントは自然と人の上に立つことになる為、人を使う能力が要求されることになります。
よって、プロジェクトマネージャーで必要とされる能力が同時に必要となってきます。



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